This and That

-あれも、これも-

悪の教典

悪の教典よみました

http://bunshun.jp/pick-up/akunokyouten/

最近ドラマの影響もあって立て続けに貴志祐介さんの本読んでますが

たまたまこちらも映画化されるっていうのもあって読んでみました

上下巻でめっちゃ分厚いの

しかしあっという間に読めます

そうなのさらっと読めちゃうの。なんか表面なでるだけの文章っていうか・・・

ぐっと入り込めないのは内容が内容だからでしょうか

ちょっとネタバレしちゃうけど感想

物語は

生徒に絶大な人気を誇り、

PTAや職員の間でも抜群に評判のいい教師が

反社会性人格障害(サイコパス)だったとき、

惨劇へのカウントダウンが始まった。

英語科教諭・蓮実聖司、32歳。

暴力生徒や問題父兄、淫行教師など、現代の学校が抱える病理に

骨まで蝕まれた私立高校で、彼は何を行ったのか。

高いIQをもつ殺人鬼は、“モリタート”の旋律とともに

犯行を重ねていく。

つーことで要はこの蓮実こと通称ハスミンが

自分の都合だけで次々殺人を行っていくうちに

とうとうクラスを全滅させてしまおうとする物語です

上巻では自分の邪魔をしたモンスターペアレントや教員を始末したり

一応順序だてて計算して殺人を犯すのに

下巻にいたっては、もう全滅めざしてバトルロワイヤル状態でもうさっくさくやっちゃうのよ・・・

IQの高いハスミンなんですが、最後はけっこうしょうもないミスを犯して

3人取り逃して、逮捕されるんですが

とりあえず心神耗弱を装って連行されていきました・・・・

その後の描写はないのですが、あいつなら減刑を勝ち取りそうですね

このハスミンは人気の教師ってことですが、私としては受け入れがたい感じでした

体育会系の熱血英語教師なんですが、もう饒舌なところとか

一緒に解決しようぜみたいなノリでこられたら・・もう無理

ってことで私が生徒なら反抗的な態度をしてきっと序盤で命を落としていたことでしょう・・・

さてこのお話映画化されて、伊藤英明さんがハスミンだそうです

さあ吉と出るか・・・